2018年4月30日月曜日

◆童話題材を取った「白鳥はカメを運ぶ」

「スワン・リフツ・タートル」
(Swan Lifts Turtle/หงส์หามเต่า)
[2017年]


[監督] Jear Pacific(เจี้ย แปซิฟิก/ภูมิสะนะ สิริวงสา)

[出演者] ヒダーラット・ウォンシリ(ทิดาลัด วงสิริ)、อัศวิน เพชรสังหาร、Jear Pacific(เจี้ย แปซิฟิก/ภูมิสะนะ สิริวงสา)、ピヤマート・プーンパスート(ปิยะมาศ พูนปะเสิด)、บุญเซียน วิไลวัน、ไสสะนะ วงเพชร、ทองดี พมมะวงสา

[評価] ★★

 ラブ・コメディー作品。ホン(ヒダーラット・ウォンシリ)は海外留学するための奨学金の権利を得るが、アルツハイマー病の母を看病するためにそれを放棄する。映像会社は、その彼女をドキュメンタリーフィルムに収めることに成功すれば多額の報奨金を出すことにした。それを狙って、タオとロバートは、ホンをだまして映像に収めようとす・・・というストーリー。
 タイで、劇場公開されている。タイトルは、白鳥が飛ぶことができないカメを運んだ童話からきている。コメディーといっても、タイの作品のようにコテコテとはしていない。ライト・コメディーというような感じだ。ラオスでは映画業界がまだ成長していないので、タイの作品と比べるとかなり見劣りがしてしまう。低予算で作っているからかもしれないが、役者がセリフを話している場面(役者同士が会話しているシーン)が長過ぎる。それに、映像会社の会議室が、あまりにも殺風景だ。おもしろかったのは、はっきりとアルコールを映像に出せないタイとは違って、スポンサーの製品である「ナム・コーン・ビール」をわざとらしくラベルが正面を向くように撮影しているところだ。作品全体の出来は、まだまだ・・・という感じになっている。主演女優のスワン役を演じたヒダーラット・ウォンシリは、2011年のミス・ラオス。トゥカター役のピヤマート・プーンパスートは、2013年の準ミス・ラオス。

[ タイのDVD販売サイト ]


Trailer

2018年3月31日土曜日

(無料視聴動画)◆「リターン」

「リターン」
(The Return/ຜີທວງຄືນ)
[2014年]


[監督] サックチャーイ・ディーナーン(Sakchai Deenan)

[出演者] アンカパン・ナマート(Akapan Namart)、シラチャット・チアンタウォーン(Sirachat Chienthaworn)、カムリー・パンラウォン(Khamlek Pallawong)、インダーオ・インパンヤー(Ingdow Inpanya)、Nuchchanat Srithong、Thorn Leakhena

[評価] ・・・

 ホラー作品。ラオスとカンボジア、ミャンマーの俳優(ラオス/カムリー・パンラウォン、ラオスとタイのハーフ/Ingdow Inpanya、カンボジア/Thorn Leakhenaา、ミャンマー/Nuchchanat Srithong)も出演している。カムリー・パンラウォンは、ラオスのとても有名な国民的女優。字幕はありません。

2018年3月24日土曜日

(無料視聴動画)◆「レッド・スカーフ」

「レッド・スカーフ」
(Red Scarf/ຜ້າພິນຄໍແດງ)
[2012年]


[監督] サックチャーイ・ディーナーン(Sakchai Deenan)

[出演者] カムリー・パンラウォン(Khamlek Pallawong)

[評価] ★★★★


Red Scarf (2012) on IMDb


 ホラー作品。ラオスの田舎で薬草医をやっているシットとポーン(カムリー・パンラウォン)の若夫婦。彼らは、病気のシットの母と共に暮らしていた。ある日、シットは、ビエンチャンへ薬草医の勉強会へ行くことになる。やがて、シットは帰って来るが、様子が…というストーリー。タイ語の字幕が付いています。

2018年3月17日土曜日

(無料視聴映画)◆「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」

「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」
(Always on My Mind/ຄິດເຖິງທຸກຄືນ)
[2012年]


[監督] サックチャーイ・ディナーン(Sakchai Deenan)

[出演者] パワリット・モンコンピシット(Pavarit Mongkolpisit)、シラチャット・チアンターワォーン(Sirachuch Chienthaworn)、ヌター・ラーチャウォンラオ、セーンダウィー・マシーソムチャイ、ジョームクワン・クンタセーン、クワンナコーン・スリヤバッパー

[評価] ★★★★


Always on My Mind (2012) on IMDb


 ラブ・ストーリー。様々な目的でラオスのビエンチャンへやって来たタイ人男性とラオス人女性の恋の物語。字幕はありません。


2018年3月10日土曜日

(無料視聴映画)◆「グッド・モーニング・ルアン・プラバン」

「グッド・モーニング・ルアン・プラバン」
(Good Morning Luang Prabang/ສະບາຍດີ ຫລວງພະບາງ)
[2008年]


[監督] アヌソーン・シリサックダー(Anousone Sirisackda)、サックチャーイ・ディーナーン(Sakchai Deenan)

[出演者] アナンダー・エバリンハム(Ananda Everingham)、カムリー・パンラウォン(Khamlek Pallawong)

[評価] ★★★★


Sabaidee Luang Prabang (2008) on IMDb


  ラオスを舞台にしたとてもさわやかなラブ・ストーリー。オーストラリア育ちのラオス人とのハーフであるカメラマン男性ソーン(アナンダー・エバリンハム)とラオス人の新人旅行ガイドの女性ノイ(カムリー・パンラウォン)の物語。タイ語の字幕付きです。

2018年3月3日土曜日

(無料視聴映画)◆「フロム・パクセー・ウィズ・ラブ」

「フロム・パクセー・ウィズ・ラブ」
(From Pakse with Love/ບໍ່ມີຄຳຕອບຈາກປາກເຊ)
[2010年]


[監督] サックチャーイ・ディーナーン(Sakchai Deenan)

[出演者] レー・メークドーナン(レイ・マクドナルド/Ray Macdonald)、カムリー・パンラウォン(Khamlek Pallawong)

[評価] ★★

From Pakse with Love (2010) on IMDb


 「サバーイ・ディー」シリーズの第二作目(2011年現在、本シリーズは第三作まである)。再び、タイの青年とラオスの女性が巡り合うというラブ・ストーリー。監督は、前作「グッド・モーニング・ルアン・プラバン(Good Morning Luang Prabang)」<2008年>の共同監督の内の一人サックチャーイ・ディーナーン。英語字幕付きです。 

2018年2月24日土曜日

(無料視聴映画)◆「ラオ・ウェディング」

「ラオ・ウェディング」
(Lao Wedding/ສະບາຍດີ ວັນວິວາ)
[2011年]
[監督] Sakchai Deena

[出演者] パコーン・チャトボリラック(ボーイ/Pakorn Chatborirak/Boy)、カムリー・パンラウォン(Khamlek Pallawong)、Thaniya Ummaritchot

[評価] ★★

Lao Wedding (2011) on IMDb
タイとの合作作品?ラオスを舞台にしたラブ・ストーリー「サバーイ・ディー」シリーズの第三作目。ラオスを訪れたタイ人雑誌ライターのチェーン(Pakorn Chatbarirak)とラオス人の女性カム(カムリー・パンラウォン)は愛し合うようになり、まもなくラオスでの結婚式の日を迎えようとしていた。そんな時、雑誌ライターの元恋人が訪ねてきて・・・というストーリー。タイ語の字幕付きです。

2017年6月15日木曜日

◆日本で、日本=ラオス合作の映画「竜の奇跡」が劇場公開

「竜の奇跡」
(Say Nam Lai)
[2016年]



[監督・脚本] 熊沢 誓人
[監督補] 大原 盛雄
[助監督] Anysay KEOLA(ラオス)
[製作] ジャパン−ラオス・クリエイティブ・パートナーズ(日本)
[制作] Athidxay BOUANDAOHEUANG(ラオス)
[共同制作] Lao New Wave Cinema Production(ラオス)
[プロデューサー] 森 卓
[脚本] 熊沢 誓人、守口 悠介
[撮影] 金子 正人 [照明] Florent DUROC(フランス)
[美術] Surawat CHUPOL(タイ)
[装飾] Xaysamone CHUNTHADUANG(ラオス)
[衣装] 富田 紘子
[ヘアメイク] Phonenapha OUDOMSOUK(ラオス)
[音楽] 栗コーダーカルテット
[録音] 志満 順一
[編集] 小堀 由起子
[出演者] 井上雄太(日本)、ティダー・シティサイ(ラオス)

 初めての日本=ラオス合作映画です。クラウドファンディングを利用して製作されました。6月24日より、東京、名古屋、大阪で順次劇場公開されます。

<あらすじ> ※「ラオス 竜の奇跡」Facebookより
 1960年(昭和35)、オリンピック開催を間近に控えた日本。終戦から15年が経ち、誰もが上を向いていた時代、人々は開発の熱気に充ち溢れていた。そんな日本を飛び出し、ダム建設調査の為、ラオスに渡った日本人がいた。将来の成功を夢見た青年の名は「川井」。しかし、川井は調査中の事故で消息を絶つ。当時、内戦中だったラオスの首都ビエンチャンでは戦闘が勃発、政府による川井の捜索も打ち切られてしまう。

 2015年、急激な都市開発が進むラオス。家族とのすれ違いで故郷を飛び出したラオス人女性「ノイ」は、慣れない都会暮らしに埋もれていた。そんな、ある日、友人からのナムグム湖観光の誘いをきっかけに、1960年のラオスへと迷い込んでしまう。


 ゆるやかな川のほとりで二人は出会い、辺鄙(へんぴ)な農村で、暖気(のんき)な村人たちとの共同生活が始まった。

◆公式ホームページ

◆Facebook

2015年3月7日土曜日

◆双子の姉妹による、イギリスからロシアを経てタイへの鉄道旅

「ウィッシュ・アス・ラック」
(Wish Us Luck/ขอให้เราโชคดี)
[2013年]
 
 
 
[監督] ワンウェーオ・ホンウィワット、ウェーオワン・ホンウィワット(Wanweaw and Weawwan Hongvivatana/วรรณแวว และ แวววรรณ หงษ์วิวัฒน์)

[出演者] ワンウェーオ・ホンウィワット、ウェーオワン・ホンウィワット(Wanweaw and Weawwan Hongvivatana/วรรณแวว และ แวววรรณ หงษ์วิวัฒน์)

[評価] ★★★
Wish Us Luck (2013) on IMDb
タイとイギリスの合作映画。インディーズのドキュメンタリー作品。双子の姉妹が、イギリスのロンドンから自分たちの家のあるタイのバンコクへ列車で戻る一ヵ月間に及ぶ旅を描いたもの。途中、フランス、ドイツ、ロシア、モンゴル、中国、ベトナム、ラオスを経由する。
 ワンウェーオ・ホンウィワット、ウェーオワン・ホンウィワット両監督の長編デビュー作。イギリスthe University for The Creative Arts (UCA)における、MA Artist's Film Video and Photographyのthe directors' projectによるもの。  おそらく、かなり観光もしているのであろうが、観光地の映像は極力排除し列車内の映像を中心に構成している。旅にハプニングはつきものなので、作品は最後まで飽きずに観ることができる。特に、ロシアの駅で撮影が見つかり、鉄道公安?に連れて行かれても隠しカメラで撮影を続ける根性には拍手。もしかして、確信犯か?罰金500ルーブルを取られたが、日本円にすると1,500円強だ(2013年12月現在)。映像もおもしろい。アジア圏内に入ってからの映像が少ないのは残念。原題は英題と同じで、「(無事に着けるように)祈っていてください」というような意味。

2015年2月21日土曜日

ラオス初の女性監督による作品

「チャンタリー」
(Chanthaly/จันทะลี/ຈັນທະລີ)
[2013年]
 
 
[監督] Mattie Do

[出演者] Amphaiphun Phimmapunya、Khouannakhone Souliyabapha、Soulasath Souvannavong、Soukchinda Douangkhamchan、Douangmany Soliphanh

[評価] ★★★
Chanthaly (2013) on IMDb

 ホラー作品。チャンタリー(Amphaiphun Phimmapunya)は父(Douangmany Soliphanh)と二人で暮らしていた。母は、彼女が幼いころ死んでしまったのだ。だが、彼女にはなぜか母の記憶がなかった。チャンタリーは病気で毎日父から与えられた薬を飲んでおり、家の外へは出してもらえなかった。そんな父をチャンタリーは…というストーリー。
 ホラーといえばホラーではある。だが、怖さはない。本質は、親子愛ということなのであろうか?ストーリーの舞台はほとんどが自宅で、低予算で作ったのであろうことが分かる。監督の言によると、製作費用はUS$5,000で撮影場所は監督の自宅だったとのこと。そして、父と母の関係、父と娘の関係、娘と母の関係がいまひとつ分からない。そして、おじさんと娘の関係もはっきりしないような。それから、突然父親がけがをしてしまうし、チャンタリーはいつの間にか○○○しまっているし。
 また、現世は夜で暗いのに、霊が出てくる場面では真昼間のように明るくなるのはかなり違和感がある。このシーンには、もう少し工夫が必要だ。主演のチャンタリーを演じた女優は素人っぽいのだが、この作品には雰囲気がぴったりの人だ。
 全体的にはストーリー的にはいまひとつなのだが、不思議なホラーとしてそこそこ楽しめる。この作品は、ラオス初の純粋ラオス製(film to be written and directed)ホラーで、ラオス初の女性監督による作品だそうだ。原題の「チャンタリー」とは、主人公の女性の名前。