(Swan Lifts Turtle/หงส์หามเต่า)
[2017年]
[監督] Jear Pacific(เจี้ย แปซิฟิก/ภูมิสะนะ สิริวงสา)
[出演者] ヒダーラット・ウォンシリ(ทิดาลัด วงสิริ)、อัศวิน เพชรสังหาร、Jear Pacific(เจี้ย แปซิฟิก/ภูมิสะนะ สิริวงสา)、ピヤマート・プーンパスート(ปิยะมาศ พูนปะเสิด)、บุญเซียน วิไลวัน、ไสสะนะ วงเพชร、ทองดี พมมะวงสา
[評価] ★★
ラブ・コメディー作品。ホン(ヒダーラット・ウォンシリ)は海外留学するための奨学金の権利を得るが、アルツハイマー病の母を看病するためにそれを放棄する。映像会社は、その彼女をドキュメンタリーフィルムに収めることに成功すれば多額の報奨金を出すことにした。それを狙って、タオとロバートは、ホンをだまして映像に収めようとす・・・というストーリー。
タイで、劇場公開されている。タイトルは、白鳥が飛ぶことができないカメを運んだ童話からきている。コメディーといっても、タイの作品のようにコテコテとはしていない。ライト・コメディーというような感じだ。ラオスでは映画業界がまだ成長していないので、タイの作品と比べるとかなり見劣りがしてしまう。低予算で作っているからかもしれないが、役者がセリフを話している場面(役者同士が会話しているシーン)が長過ぎる。それに、映像会社の会議室が、あまりにも殺風景だ。おもしろかったのは、はっきりとアルコールを映像に出せないタイとは違って、スポンサーの製品である「ナム・コーン・ビール」をわざとらしくラベルが正面を向くように撮影しているところだ。作品全体の出来は、まだまだ・・・という感じになっている。主演女優のスワン役を演じたヒダーラット・ウォンシリは、2011年のミス・ラオス。トゥカター役のピヤマート・プーンパスートは、2013年の準ミス・ラオス。
